プロフィール

代表・石上麻似(いしがみまい)
開業助産師・認定産後ドゥーラ

 

1984年生まれ。

2006年〜のべ10年間、産婦人科病棟・外来で看護師・助産師として勤務。

2009年、結婚。

2013年緊急帝王切開
2017年には予定帝切を経験。

妊娠・出産・子育ての専門家であるはずの助産師でも、自分の子育ては分からないことの連続。

退院してからはこどもを中心としたケアになり、保健師や助産師と会うのは1回の新生児訪問と、数回の市の健診のみ、しかも毎回違う担当者。
それは大きな問題がなくても手探りの育児生活には、あまりに心もとなかった。

さらに母となった女性のケアについて教えてくれる人は誰もいなかった。

また母子家庭で育ち、大好きな母の顔色を気にして、子どもごころに寂しい想いも多かった幼少期。
その影響もあり「いいお母さんになりたい」という想いは人一倍だった。

産後1年で、夜勤ありのフルタイム復帰。
病院での助産師の仕事は好きでやりがいがあったが、家庭・子育て・仕事とのバランスに疑問が徐々に生まれてきた。

必死にもがき、見つけ出した夢は
「産後女性を中心としたケアに関わる、あの心もとない時期に寄り添える助産師になりたい」だった。

さらに産後ドゥーラも活かし、
生活という視点も含む、産後女性に必要なサポートを一緒に考える専門家がいたら心強いだろうと、
自らの経験から強く感じた。

家庭・子育て・仕事を自ら創造し、仕事にしていくという起業家としての側面と、

家族やあらゆる地域の専門職や子育て支援者と協力して、
自分らしい子育て・家族作り、社会への貢献をしていく専門職としての側面も併せ持つ、

開業助産師と産後ドゥーラの両輪を活かした、助産師起業家として独立。

現在は、
・自宅への出張にて産後プランニング・産後ケア(アウトリーチ型)の提供
・川口市委託新生児訪問
・埼玉県助産師会川口地区・保健指導部会での活動
・講座開催
・蕨市子育て事業
・認定産後ドゥーラ養成講座講師
・認定NPO法人マドレボ ニータ賛助会員として産後ケア啓蒙
など活動中。

2019年より、予防医学事業も拡大
Smart Mama’s Club inさいたま 主催
予防医学・ファスティングセミナー 講師
などを通して、産後をすぎた女性たちの自立を応援するコミュニティ運営。

また助産師の起業スタイルについても相談が増加中。

<経歴>
聖路加看護大学大学院 助産学 修士課程修了。

聖路加国際病院産科病棟、埼玉県済生会川口総合病院での産婦人科勤務経験を経て、
2017年4月出張産前産後ケア川口いちご助産院を開業。

妊娠初期から妊婦健診への外来診療補助、保健指導、母親・両親学級の運営、分娩時の介助・産後の入院中、 1ヶ月健診まで新生児と褥婦とその家族への切れ目ない支援の実践を積み重ねてきた。