産後は2パターンあるんです。産後ケアは3パターン。

今日の「産後ケアセミナー」でのお話。
当日に書かねば、絶対できずに埋もれてしまう〜という危機意識もあり、早起き&夜更かしな石上です。

こんな内容・スケジュールで進められました。

2017年8月に「産前・産後サポート事業ガイドライン」というものが作られたのは記憶に新しいと思います。
リンクから、ガイドライン全文のPDFに飛びます。

ガイドラインをまとめた、開設にあたっての実務に関しては
セミナー中にはあまり触れられず、
産後ケアの必要性を看護学的、医学的に統計を用いて、お話していただいた感じです。

本日の資料は後日、出産・子育て包括支援推進機構のホームページから閲覧できるようになるそうです。

ざっくり、私的まとめ(笑)

産後は「医療モデル」と「生活モデル」、2段階に分けて考え、準備していく必要があります。

つまり退院するまで、と退院してからどうするのかを分けて、
これから子育てのスタートを切る人は考えていく必要があるのです。

福島先生によれば、現在里帰り出産をする人の割合は5割程度。
里帰りせずに、親にサポートに来てもらえるならまだしも、自分だけ、夫婦だけで何とかしよう、何とかなると思っている人も少なくありません。

そんな核家族、支援してもらう出産世代の20−40代に(中には10代後半も)
床上げ21日という文化は、伝承されていないことも多く、
それすらも知らずに医療モデルが必要なくなれば(つまり出産施設を退院すれば)
日常生活に戻れると思っていることが多いのは悩ましい課題です。

また「産後の養生」の必要性について、情報を持っていない方もいます。

「知っていれば利用したかったのに〜」という声は、私も活動しているとよく聞きます。。

しかし妊娠中、行政や出産施設での母親学級や両親学級では伝えたいことが多すぎて、そこまで含めていないことが多い。
(実際に今年の3月まで病院で働いていたので、痛いほどよくわかります。)
しかも日本は縦割りの組織で、その後のフォローが見えないのが問題です(^_^;)

だからこそ産後ケアの周知はすごくすごく大切なのですが、
今日の講演者もすごいお方ばかりで、まさに研究しながら産後ケアを広めようと奮闘されていて、
行政も動き始めているにも関わらず、
実際は予算がついても、達成しきれないという残念な現状があることがショックでした。。

産後ケアには3つの形があります。
1)宿泊型
2)デイサービス型(集団・個別)
3)アウトリーチ(訪問)型

実際、費用は助成がないと高くつくことが多く、
産後ケアのサービスがあることを知っても、手を出さない人。
利用するのが、ハイリスク・社会的に問題があるから(例えば、自分が育児・生活ができないから)と言われているみたいに感じてしまう人もいるようです。。

そんなことないのに〜って思うんですけど、その気持ちもわからないでもない。

だから、もっと名前だけではなく、中身を知ってほしい!!!!

産後ケアを利用することで、
生活モデルで子育てを学び、自分も休息して、愛着形成ができて、
余裕を持ったところで赤ちゃんと新しい家族との生活リズムを味わってほしい。
と強く願うのです。

そうすることで、産後が過ぎてきても
身体をしっかり休めているので、育児の基礎体力作りに移行できるし、
外に出る元気も湧いてくる。
人に頼ること、自分をケアすることが、
育児していく中で必要な能力が身についてくるのです!!

望まない妊娠の話も出ていました。

どうやって家族になっていくのか、
そういうところも一緒に考えて、一緒に歩む助産師・産後ドゥーラがここにいますよ〜♡
(オードリーの「春日のここ、空いてますよ〜」的になってしまったw)

現実は、当事者の妊産婦さんを含む夫婦が問題意識を持って、助けて〜と声を上げなければ利用できません。。
まだまだ産後ケアが当たり前に受けられる時代では、正直至っていません。

産後ケア事業を宿泊型で進めている事例も、セミナー中に出てきました。
大学病院で作っている話も。

でもやっぱり医療モデルの中に産後ケアを入れ込んで、
病床稼働の点で、作ろう・活用しようとしている感じがしちゃって。。。
ちょっとそれも現実とは即してないのではないかと。

自宅とかけ離れたところで行うケアは、
それもそれで必要なんだけど、
やっぱり本当の生活から離れている感が否めませんでした。
し、勤務助産師の「もっと関わりたいけど、関わりきれないジレンマ」は隠しきれておらず。

余裕のある訪問の中で行う、
アウトリーチ型の産後ケアは一番小回りが効くと実感しました。

しかしながら圧倒的に人手不足だよな〜
地道に、細々と、ニーズに応えて、あったかい産後ケアを届けていきたいなって思いました。

だからこそ、産後ドゥーラや、その他サポートしてくれる友達など、つながりがあるとよりいいんですよね〜

また「日本版ネウボラ」として、切れ目ない支援を、相談できる場所を作っています(現在進行形)。
その名も子育て包括支援センターとして、ワンストップのものを国・行政は作っていきたいようが、
現状、保健センターの名前をそちらに鞍替えしただけのような印象。

しかしケア内容が充実していくことを願うばかりですが、
保健師さんは市民全体を対象に健康支援しているので、これまたさらに手一杯になっていくでしょう。。

日頃、全然産後ケアがないな〜と思っている、私の住む埼玉県川口市にも「子育て包括支援センター」ありましたよ!

今後いちご助産院は、行政の仕事も委託できるようにしていきたいので、
手を取り合って、お互いに助け補いながら定着していけるよう、一歩ずつやっていくしかないな〜と強く改めて決心したのです。

☘現在、いちご助産院では、2018年1月〜の産後ケアサポートを受け付けています♡
産前・産後に関することならば、時期の制限はありません。
まずはお気軽にご相談をお待ちしています、一人で悩まなくってもいいんです^^

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